カウンセリングを受けられる場所

はじめに

カウンセリングを受けたいと思ったら、インターネットや口コミなどで探します。

しかし、カウンセリングは、場所によって希望通りに受けられたり、受けられなかったりします。

そこで、私の知る範囲内でどこでカウンセリングを受けられるのかという情報をお伝えしたいと思います。

病院で受ける場合

病院でカウンセリングを受けようと思ったら、一般的に精神科や心療内科を探します。

まれに、身体疾患の診療科にカウンセラーがいることもあります。本当にまれですが。

しかし、精神科や心療内科に、必ずカウンセラーがいるとは限りません。

これは、カウンセリングに診療報酬(要は病院の売上)が発生しにくいという世知辛い理由のためです。

そのため、カウンセラーを配置しているところと配置していないところがあります。

まずは、その病院に確認してください。

カウンセラーのいる病院を受診したからといって、必ずカウンセリングが受けられるとも限りません。

病院でカウンセリングを受ける場合、主治医が「この患者さんはカウンセリングが必要」と判断した場合に受けられます。

加えて、ほとんどのカウンセラーは、日々カウンセリングと心理検査を時間をやりくりしながら実施しています。

そのため、主治医がカウンセリングが必要と判断し、カウンセラーに時間の余裕があれば受けることができます。

病院によっては、実費(全額患者さんの自己負担)でカウンセリングを行っている場合があるため、これも確認が必要です。

大学・大学院附属のカウンセリングルームで受ける場合

臨床心理士や、公認心理師を育成する大学、大学院には、ほとんどの場合カウンセリングルームがあります。

カウンセラーは学生が行うことが多いです。

学生のカウンセリングのスキル向上や教育という目的のためです。

ただ、いきなり学生一人でカウンセリングをさせるのは無謀なので、基本的に指導教員がつきます。

そのため、私設のカウンセリングルームに比べて、料金は割安です。

一点注意してほしいのが、カウンセラーがカウンセリングをようやく実戦形式で学び始めたということです。

そのため、既に現場で活躍しているカウンセラーほどのスキルを期待しないほうが良いです。

私設のカウンセリングルームで受ける場合

メリットは、相談者さん自身が受けたいところを選んで、受けられるところです。

デメリットは、全額自己負担というところです。

料金の相場は、地方だと5000円前後、都会だと10000円前後といったところでしょうか。

料金の高い、安いは、カウンセラーのスキルとあまり関係ないです。

また、人気のところは予約が取りずらかったり、紹介された方のみ予約を受け付けないところもあります。

カウンセリングルームごとに利用上のルールを設けているので、予約する前にしっかりと読んだ方がよいです。

特に料金や、キャンセル時の料金は、結構異なっているので、注意が必要です。

更新日

2024年12月14日